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大学によってなにが違うの?大学の看護学部の選び方!

みなさん4年制大学の看護学部を選ぶ際に、なにを基準に検討していますか?

学校の雰囲気、取得できる資格、実習先などさまざまな要素が選ぶ大学によって大きく異なります。

今回はこれから看護学部に進もうとお考えの高校生の方々に向けて、看護師資格を保有している私が看護大学の選び方について詳しく紹介していきます。

この記事を読めばなにを基準に看護大学を選べばいいかが分かり、将来のビジョンが明確になりますよ。

もくじ

看護大学の選び方①総合大学か医療大学か

看護大学の選び方②派生資格(保健師・助産師・養護教諭)の専攻枠

看護大学の選び方③実習先

看護大学の選び方④偏差値

看護大学の選び方⑤立地

看護大学の選び方⑥奨学金

看護学校の選び方⑦看護師国家試験の合格率

おすすめの優先順位

まとめ

・看護大学の選び方①総合大学か医療大学か

看護師国家試験の受験資格を得られる大学には総合大学と医療大学があります。

総合大学は大きなキャンパスを有しており、看護学科以外にも多くの学科がある大学です。施設自体の規模が大きく、図書館や運動場、食堂などの施設が充実しているという特徴があります。教養科目も多く、科目を自由に選択できたりとさまざまな知識を多角的に得ることができます。規模の大きい大学では、学生数も多いためサークル活動やイベントも充実していることが多いです。他学部生徒と交流もでき、充実した学生生活を送ることができます。

一方医療大学は医療に携わる学科のみで構成されており比較的キャンパスの規模も小さいことが多いです。コンパクトな規模ならではのアットホームな雰囲気で教員と学生の距離も近く、同じ志の学生と生活を共にできるといったメリットがあります。医療に特化した教育を受けることができ、国家試験対策に専念できる環境、雰囲気が整っています。派手なイベントやサークル活動は少ないですが、勉強に集中できるというメリットがあります。

・看護大学の選び方②派生資格(保健師・助産師・養護教諭)の専攻枠

大学によって得られる資格もさまざまです。看護師受験資格だけでなく保健師試験受験資格、助産師試験受験資格、さらに保健師免許を取得後に養護教諭二種、第一衛生管理者の資格を取得できたりと挑戦できる資格の選択肢を広げることができます。進学を検討している看護大学ではどのような資格が取得できるのか、資格取得率や合格率と合わせて確認しておきましょう。また、専攻枠の数も非常に重要ですのでチェックしておきましょう。

・看護大学の選び方③実習先

大学によって実習先も異なります。医療大学の場合は大学の近くに附属病院がある場合が多く、実習に通いやすいというメリットがあります。附属病院では大学を卒業した先輩が多く勤務しており比較的アットホームな雰囲気で実習ができます。大学から実習先病院までの距離も近く、実習先まで通いやすいという特徴も。距離が近いので、実習期間中も昼休憩は学校に戻って図書館で分からない部分を調べたり教員に相談したりできます。

附属大学の無い病院では連携しているさまざまな病院で実習を行うこととなります。病院によって医療の方針や環境は異なりますのでさまざまな病院の雰囲気を体感することができます。多彩な実習先の中からより自分にあった就職先を探ることができます。毎回異なる実習先に行くのは精神的な負担が大きいですが、その分環境への適応能力や対応力を鍛えられます。実習先までの距離は遠いことも多いので、実習先までの交通費がかかり経済的な負担があるというデメリットがあります。

・看護大学の選び方④偏差値

自身のレベルに合った偏差値の大学を選ぶことが重要です。看護大学の偏差値はピンからキリまでありますが、偏差値が高い学校の方が学生の態度も真面目で意欲的なことが多いです。より高い技術や豊富な知識を身につけるには授業内容はもちろんですが、周囲の学習に対するモチベーションも非常に重要となります。高いモチベーションで能動的な学習が続けられるような学校を選択するのがおすすめです。

・看護大学の選び方⑤立地

四年間通う大学は立地がとても重要になります。駅からのアクセスや周囲に昼食を購入できるコンビニなどはあるかチェックしておきましょう。

実家から通うのか、一人暮らしをするのか選択肢はさまざまですが通学距離の短い大学を選択するのがおすすめです。私自身、看護学生時代は通学時間10分程度の場所に一人暮らししていました。看護学生は実習も多く、精神的にも肉体的にも負担感が大きく通勤時間が長いと疲労が大きくなってしまいます。

私の場合は附属病院のある学校でしたので実習先までも徒歩10分程度でした。通学に時間がかからなければその分事前学習や振り返り、記録に割く時間が増えますよ。

また寮がある大学を選べば通学距離をかなり短縮できるのでのもおすすめです。ですが寮に入るのは地方からの入学者が優先など、学校によって条件がありますので事前にチェックしておきましょう。

・看護大学の選び方⑥奨学金

大学によって奨学金の有無も異なります。一般的に看護大学の学費は高いと言われています。国立大学か、私立大学かによっても学費は異なりますが、高い学費を家族に頼ったり、自己捻出するのが難しい場合は奨学金制度を利用することとなります。

奨学金制度には地方公共団体や日本学生支援機構の他に各病院の奨学金や学校独自の奨学金があります。学校独自の奨学金は給付型と言われる返還義務の無いものが多く利用しやすくなっています。学校独自の奨学金制度を利用するには入試時の成績や入学後の成績などの基準や条件がありますが、クリアすれば学費をかなり抑えることができます。

さらに附属病院がある場合は、附属病院から奨学金を受けられる場合もあります。その際には附属病院に就職し一定年数勤務する必要があったりと取得条件がありますが、附属病院に就職する意志がある場合には利用をおすすめします。学校によっては学校独自の奨学金は無いという場合もあるので、入学前に奨学金制度の有無を確認しておきましょう。

・看護学校の選び方⑦看護師国家試験の合格率

看護学校に入学する一番の目的は看護師国家試験の受験資格を取得することです。重要なことは国家試験の合格率が高いことです。厚生労働省によると、第108回看護師国家試験の合格率は89.3%です。(参考 厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2019/siken03_04_05/about.html

この合格率より高い学校を選択すると良いでしょう。

・おすすめの優先順位

看護師資格を保有している私が考える看護学校の選び方のおすすめ優先順位は

1,看護師国家試験の合格率

2,立地

3,実習先

4,偏差値

5,派生資格専攻枠

6,奨学金

7,総合大学か医療大学か

です。一番の目的である看護師国家試験の合格率は最も重要です。受験結果から大学の国家試験対策への熱量や授業内容の充実度を鑑みることができます。

次に重要なのは立地です。看護学校に入学しても通いきれなければ意味がありません。看護学校は学習内容も専門的で難しく、実習は肉体的にも精神的にも乗り越えるのが大変な試練です。せめて距離が近ければ通い続けようと思えるので学校に行くまでのハードルを下げておくことが重要です。

優先順位3位は実習先です。私は附属病院への実習でした。附属病院がなければ毎回違う学校へと実習に向かうこととなります。看護師の実習はとても多く、領域別実習では全ての科を回ることとなります。毎回違う環境に実習に行き、新しい人間関係の中で過ごすのが困難だと思う場合は附属病院のある学校を選ぶのが良いと思います。

4位は派生資格です。4位に選びましたが、人によって優先順位が異なる項目です。看護師資格のみならずさらなる資格の取得を目指している方は派生資格専攻枠の有無とその数は入学してから変えることのできない、重要な要素となります。看護大学に通っている中で派生資格の取得を目指したいと考える人も多いです。派生資格の取得が可能な大学を選んでおくと選択肢を広げることができるのでおすすめです。

奨学金制度の有無は、人によって優先順位が異なります。総合大学か医療大学かは病院の雰囲気を左右する要素です。ですが通っている学生によって雰囲気は大きく変わるものですので一概に評価することが難しく優先順位は低いと考えました。

・まとめ

いかがでしたか?

今回は看護大学を選ぶ際の基準をまとめました。

一人一人の目的によって看護大学を選ぶ基準の優先順位は異なりますが、看護師国家試験の受験資格の取得を第一に考え選択することが重要となります。

自身の偏差値などの学習レベル、学費はもちろん、性格や傾向に合わせ4年間通いきれる学校を選びましょう。

この記事がみなさんの看護大学選びの参考になれば幸いです。

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